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地上戦セールス:客先の沈黙を開発へ持ち帰る
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地上戦セールス:客先の沈黙を開発へ持ち帰る

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EEG Editorial

Content Team

客先の沈黙を開発へ持ち帰る。 セールスの仕事は、うまく話すことだと思われがちだ。 けれど、EEGで必要としている地上戦のセールスは、話す人である前に、現場の反応を正しく持ち帰る人だ。 ネットで資料を見せる。LPを作る。広告を出す。問い合わせフォームを置く。もちろん、それも大事だ。けれど、それだけでは届かない客先がある。そもそも自分たちの課題を言葉にできていない会社。新しい仕組みに関心はあるが、今の…

客先の沈黙を開発へ持ち帰る。

セールスの仕事は、うまく話すことだと思われがちだ。

けれど、EEGで必要としている地上戦のセールスは、話す人である前に、現場の反応を正しく持ち帰る人だ。

ネットで資料を見せる。LPを作る。広告を出す。問い合わせフォームを置く。もちろん、それも大事だ。けれど、それだけでは届かない客先がある。そもそも自分たちの課題を言葉にできていない会社。新しい仕組みに関心はあるが、今のやり方を変える怖さのほうが強い会社。画面を見せても「なるほど」と言ったきり、そこから何も言わなくなる会社。

その沈黙には、意味がある。

「反応が薄い」は、情報がないという意味ではない

客先でいちばん扱いが難しいのは、強い反対ではない。

強い反対は、まだわかりやすい。値段が高い。今は必要ない。既存システムと合わない。社内稟議が通らない。理由が言葉になっているなら、開発側も次の仮説を立てられる。

本当に怖いのは、反応が薄いまま終わる商談だ。

「いいですね」
「面白いですね」
「一度社内で検討します」

この言葉だけを持ち帰っても、開発は強くならない。むしろ、現場は勘違いしやすい。反応は悪くなかった。ニーズはありそうだ。あとは少し機能を足せばいける。そうやって、顧客が本当につまずいた場所を見落とす。

行動経済学では、人は得られる利益より、失うかもしれない損を大きく感じると言われる。新しいサービスを前にした顧客は、便利そうだと思っても、同時に「今の業務が崩れたらどうするのか」「担当者が増えたら面倒ではないか」「社内で説明できるのか」と考えている。

その不安は、必ずしも言葉にならない。

だからこそ、セールスは沈黙を見る必要がある。

沈黙を分解して持ち帰る

良いセールスは、商談を「感触がよかった」で終わらせない。

どの画面で相手の視線が止まったのか。どの説明で相づちが減ったのか。誰が身を乗り出し、誰が腕を組んだのか。料金の話で黙ったのか、導入作業の話で黙ったのか、社内の誰に説明するかを想像した瞬間に黙ったのか。

こういう細かい反応が、開発にとっては宝になる。

認知科学的に言えば、人は理解できないところで処理が止まる。処理が止まると、質問ではなく沈黙になることがある。本人も、何がわからないのかをまだ言語化できていないからだ。

セールスが持ち帰るべきなのは、きれいな議事録だけではない。

「この業界では、最初に見せるべき画面が違う」
「決裁者は機能より、運用後の責任分界を気にしている」
「現場担当者は便利そうだと思っているが、上司に説明する言葉を持っていない」
「無料トライアルより、初回設定を誰がやるかのほうが不安になっている」

こういう顧客の現実を、作った本人に戻すことだ。

プロフェッショナル側の6は、地上戦への報酬である

EEGでは、利益配分を11(エンジニア/作る人):6(プロフェッショナル):3(EEG)という形で考えている。

このうちプロフェッショナル側の6は、紹介料でも、横流しの手数料でもない。

ネットでは届かない顧客へ足を運び、対話し、信頼を作り、売上を作る地上戦への報酬だ。現場に入り、相手の言葉にならない迷いを拾い、作った本人が次に何を直せばいいのかを持ち帰る仕事への報酬だ。

セールスが売上だけを追うと、短期的には強く見える。

けれど、EEGで必要なのは、売って終わりのセールスではない。作った本人が主役であり続けるために、顧客の現実を開発へ戻すセールスだ。売れた理由も、売れなかった理由も、沈黙した理由も、次の改善材料として持ち帰る。

それができる人がいると、サービスは強くなる。

成功する人は、現場の違和感を捨てない

うまくいく人の思考パターンには、ひとつ共通点がある。

自分に都合のいい情報だけで判断しない。

「反応は悪くなかった」という曖昧な感触より、「この一言で相手が黙った」という具体的な違和感を重く見る。成功者は、気持ちよく前進する材料だけを集めない。むしろ、小さな引っかかりを拾い、そこに仮説を立てる。

客先の沈黙も同じだ。

沈黙を、脈なしとして捨てるのは簡単だ。相手の理解不足として片づけるのも簡単だ。でも、その沈黙の奥に「買いたいけれど説明できない理由」や「便利そうだが運用が怖い理由」があるなら、そこを直したサービスは次の顧客にも強くなる。

だから、地上戦のセールスには観察力がいる。

押し切る力だけでは足りない。相手の言葉、表情、席の空気、会議後に残った一言まで見て、開発現場へ戻す力がいる。

作った本人に、顧客の現実を返す

7割のエンジニアがサービスを作りまくる。

3割のプロが、売れる、広がる、使われる、資金が集まる形へ磨く。

この構想の中で、セールスはとても重要な場所にいる。なぜなら、作った本人がいちばん見失いやすいのが、顧客の現実だからだ。

作った人は、どうしても自分の意図を知っている。どこが便利で、どこが新しくて、なぜこの順番で使うのかもわかっている。けれど顧客は、その前提を持っていない。画面を見た瞬間に迷う。言葉の意味で止まる。自社の業務に当てはめた瞬間に不安になる。

そのズレを、責めずに持ち帰る。

作った本人のプライドを折るためではなく、サービスを強くするために持ち帰る。

EEGで一緒にやりたいセールスは、そういう人だ。顧客の前に立ち、売上を作り、同時に沈黙を開発へ持ち帰れる人。きれいな成功談だけではなく、現場の違和感まで仲間に渡せる人。

客先の沈黙を開発へ持ち帰る。

その地味な仕事が、AI時代のサービスを本当に使われるものへ変えていく。作った本人を主役にしたまま、顧客の現実でプロダクトを鍛えていく。そんな地上戦を担えるセールスと、EEGを作っていきたい。

株式会社EEGは、「アイデアの脳波を、事業に変える。」を掲げ、初期費用ゼロとレベニューシェアを軸に、AI時代の新しい開発会社の形を模索しています。

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