
地上戦セールス:客先の沈黙を開発へ持ち帰る
客先の沈黙を開発へ持ち帰る。 セールスの仕事は、うまく話すことだと思われがちだ。 けれど、EEGで必要としている地上戦のセールスは、話す人である前に、現場の反応を正しく持ち帰る人だ。 ネットで資料を見せる。LPを作る。広告を出す。問い合わせ…

EEG Editorial
Content Team
いいサービスを作れば、あとはネットが見つけてくれる。 そう思いたい気持ちは、ぼくにもある。LPを作り、SNSに流し、検索に引っかかるようにして、問い合わせフォームを置く。今の時代、それだけでも一定の反応は取れる。AIを使えば、見栄えのする文章も、広告文も、営業資料もすぐに作れる。 でも、それだけでは届かない客先がある。 現場に課題はあるのに、自分たちが何に困っているのか言葉にできていない会社。担当…
いいサービスを作れば、あとはネットが見つけてくれる。
そう思いたい気持ちは、ぼくにもある。LPを作り、SNSに流し、検索に引っかかるようにして、問い合わせフォームを置く。今の時代、それだけでも一定の反応は取れる。AIを使えば、見栄えのする文章も、広告文も、営業資料もすぐに作れる。
でも、それだけでは届かない客先がある。
現場に課題はあるのに、自分たちが何に困っているのか言葉にできていない会社。担当者は必要性を感じているのに、上司を説得できずに止まっている案件。ネットで資料請求するほど能動的ではないが、目の前で話せば一気に温度が上がる顧客。
そういう場所には、オンデマンドでは届かない。
ぼくは、セールスを押し売りの仕事だとは思っていない。
本当に強いセールスは、売りたいものを一方的に押し込む人ではない。顧客の現場へ行き、相手の言葉になっていない困りごとを聞き、作ったサービスがどこで役に立つのかを一緒に見つける人だ。
エンジニアが作ったサービスには、作った本人にしかわからない意図がある。なぜこの機能を先に作ったのか。どの業務を楽にしたかったのか。どんなユーザーの顔を思い浮かべていたのか。
ただ、その意図は、作った本人の言葉のままだと顧客に届かないことがある。
セールスは、そこを翻訳する。作った人の熱を消さずに、顧客の現場の言葉へ置き換える。だからEEGで必要としているセールスは、主役を奪う人ではない。作った本人を、顧客の前へ連れていく人だ。
AI時代になって、プロダクトを作る速度は上がった。数日で試作品ができる。数週間でそこそこ動くサービスになる。これはすごいことだと思う。
でも、速く作れることと、売れることは違う。
特にBtoBの現場では、ネット上の反応だけでは見えない需要がある。稟議の空気、現場の抵抗感、既存システムへの不満、担当者が本当は変えたいと思っているけれど口に出せない問題。こういうものは、広告のクリック率だけ見ていても掴めない。
足を運ぶ人がいるから見えるものがある。
会議室で相手の表情を見て、沈黙の理由を感じ取り、雑談の中から本当の課題を拾う。資料の説明がうまいだけでは足りない。相手の会社の事情を受け止め、導入までの不安を一つずつ消していく。
それは、AIが作った文章を送るだけでは代替しにくい仕事だ。
EEGは、7割がサービスをゼロからリリースまで作れるエンジニア、3割がセールス、マーケター、UI/UXデザイナー、資金調達、経営のプロという組織を考えている。
利益配分は、11がエンジニア、6がプロフェッショナル、3がEEG。
この6は、飾りではない。ネットでは届かない顧客へ届け、対話と信頼で売上を作る地上戦への報酬だ。作った本人が主役であることを守りながら、そのサービスを現場へ持っていく人にも、成果に見合う報酬を受け取ってほしい。
受託なら、売れなくても納品すれば終わる。でもEEGでやろうとしているのは、基本的にレベニューシェアだ。作ったものが使われ、売上になり、継続して初めて、関わった人に返ってくる。
だからこそ、セールスは単なる営業担当ではない。
事業の共同当事者だ。
ぼくが一緒にやりたいのは、作った人を置き去りにしないセールスだ。
顧客の前では自分だけが目立ち、開発者を裏方に押し込むのではなく、作った本人の矜持を理解し、その人がなぜこれを作ったのかまで含めて届けられる人。顧客から聞いた違和感や不満を、開発チームに持ち帰り、次の改善につなげられる人。
AI時代のサービス開発は、作るだけでも、売るだけでも足りない。
作った本人の熱を、顧客の課題へ接続する人がいる。ネットでは届かない客先へ行き、対話と信頼で導入まで進める人がいる。そこまで揃って、初めてサービスは事業になる。
EEGは Engineers’ Ego Guild。エンジニアの矜持を取り戻すギルドだ。
でも、その矜持は、エンジニアだけでは事業にならない。作った人を主役にしたまま、顧客の現場へ連れていけるセールスが必要だ。
オンデマンドが通用しない客先へ行ける人。
あなたの足と対話力を、EEGの地上戦に貸してほしい。